【まとめ】今だからこそ考える新しい事業承継の形
今だからこそ考える新しい事業承継の形
日本を支えているのは中小企業
しかしその大半が黒字廃業をしてしまう
なぜ廃業を選択してしまうのか?
その理由トップ5
1.気力、体力の衰え
2.健康上の理由
3.社長の高齢化
4.売り上げの低迷
5.年金の受給開始
廃業の理由の多くは「社長の気力・体力の衰え」
中小企業380万社のうち
127万社が社長年齢65歳以上&後継者不在企業と言われているが
そのうち90%以上が後継者を探すことなく廃業する
後継者を探さないのはなぜか?
家族、従業員が触れてはいけないと感じている(暗黙のルール)
後継者を決めることの効果
後継者がいる=企業は成長する
日本M&Aセンターのデータによると後継者が決まっていない企業より決まっている企業の方が売り上げ業績が良い
そのためには
後継者決定部を設置するなどして早めに対処する
後継者の選択は大きく3つ
1.親族
2.従業員(幹部・工場長)
3.第三者(M&A)
見える化の順番を間違えてはいけない
親族承継には最低でも10年かかる
なので早めに提案して家族会議をする必要がある。
高齢社長は子供に気を使いすぎて言い出せない。
(迷惑かけないか、家庭があるからなど)
親族(後継者候補)が現在の環境から戻ってくるまでに5年
事業の引継ぎに5年かかる
従業員承継の向き合い方
・適任者がいるか
・従業員アンケートを取る
必要なものは大きく2つ
1.適任者を決める
2.任せられる能力があるか
それでも見つからなかった場合に第三者承継を選択する
第三者承継の向き合い方
大事なのはTOP面談(対面、社長の歴史を聞く)
理念・ビジョンが合うか?大切なものは同じか?
売り手社長が大切にしているもの(志)を親族、従業員は身近で感じているが第三者はしらないのでそこのウマが合うかが大事。
第三者承継の最初の一歩
・会計事務所、税理士に相談
・地方銀行に相談
・証券会社に相談
銀行に相談すると貸金全部引き上げられるのではないかという心配してる人が多い
がそんなことはなく、みんなが会社や社長のことを考えてくれている
まとめ
大事なのは『見える化』自分自身も親族、従業員も納得する選択をすること。